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魂は実在した!

これは私が27歳頃のお話になります。当時私は東京近くの病院に入院しておりました。スピリチュアルな体質の私にとって、病院という場所に入院するのは、とても大変な事でした。私のスピリチュアルな体質は、家族に言っても理解してもらえなく、どうすることもできませんでした。当時の若かった私は、イタコ体質という特殊な体質のために、常に振り回されておりました。

私の体には、様々な霊が憑依し、隙あらば、それらの成仏できない霊体が、私の口を使って、自分が成仏できない無念さ、苦しさなどを訴えかけてきておりました。

私は見えない魂だけになった「人」たちに、日々翻弄され、悩まされておりました。

当時の私は、私の体に多数の霊がひっきりなしに入ってきて、私の体、特に口を使い、無念さを表現されてしまうのですが、それらの不成仏の霊体を浄化する、といった方法を全く知らずにおりました。ですので、自分の意志を保ち、霊に体を乗っ取られないようにするだけで精いっぱいで、それ以上は何もできませんし、何も分かりませんでした。

私がこのような体質になってしまったのは、母が重い病気になり、死にそうになった事がきっかけになっている気がします。その時、多くの心霊世界を追求し出すと同時に、このようなイタコの体質になってしまいました。家が唯物論主義なため家族の理解が無く、また制御方法を全く知らない私は、良いように霊に体を使われてしまっていたのでした。

そうして日々私が様々な死霊に悩まされている時、私の入院している病室に、霊感が強い女性が入院してきました。

その女性は、叔母が霊能者をしている、という、霊能的血筋を受け継ぐ女性で、時々、私に憑依している霊を、数珠を使って除霊して、取り除いてくれたのでした。

ですが、当時は若かったことと、唯物論主義の家でずっと育ち、まだ「霊」という存在を完全には信じ切れていない私でしたので、まだ霊魂の存在には、疑問を抱いておりました。

ですが、ある事をきっかけに、霊魂という魂だけになった死んだ人が、この世界に実在する、ということを思い知らされるようになったのです。

ある時、私の体に「ミタ
マチコ」と名乗る女性の霊が取り憑いて、私の口を使って訴えかけを続けておりました。彼女は私の口を使い、こう言っておりました。「見捨てないで。私は、ミタ
マチコというの。私は殺されたの。助けて!」その言葉をずっと私の口を通じて“彼女”は、繰り返しておりました。“彼女”が私の口を使って「出て」くる時の特徴として、最初に「見捨てないで!」と必ず言ってその存在を主張してくるのです。

このマチコさんは、殺されたのがよほど無念だったらしく、他の霊魂と違って、私の体の中に長く居座っておりました。

これは、ミタ
マチコさんという存在に悩まされていた、とある日の出来事です。叔母を霊能者に持つ例の女性が、私を見て、ポツリと呟いたのです。「あなたに、殺された女が憑いているね」と。「えっ・・・!?」その彼女の言葉に私は驚いてしまいました。

私と霊感の強いその女性が感じていた「もの」が何と一致したのです。これまで、霊魂という不可思議な存在は、もしかしたら私の妄想なのかもしれないと思っていたのですが、他人と自分の感じている存在が見事に一致したのでした。

そして、その時に初めて霊魂という存在が、思い込みなどではなく、私とは独立した別の存在としてある事を私は認識したのでした。

その時、私はどうすることもできなく、その霊感の強い女性に、殺された女を取り除いてもらいました。

その霊感の強い女性は、私の家からかなり離れた場所に住んでいたために、今では彼女とのお付き合いはありません。

ですが、霊という存在について一番初めに私に教えてくれたのは、その、霊能者を叔母に持つ彼女でした。

彼女は今では子供を産み育てており、母親として、そして主婦として生きております。

この女性ともう少し仲良くしたかったのですが、家がお互いに遠かったという事もあり、段々疎遠になっていってしまいました。
今ではその女性とのお付き合いはありませんが、彼女は霊界や霊魂の存在を私に教えてくれた、そして何よりも「それ」が存在するとの事を教えてくれた最初の人なのでした。