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ホテルの訳ありプランでシャワー室の鍵が勝手にかかった話

小さい頃から色々と不思議な出来事や、人には見えないものを見たりしているわたしですが、今回は私の回りの友達も一緒に体験したおはなしです。


2年前の夏、友達2人で大阪の有名テーマパークへ行ったときのことです。インターネットで見つけた、テーマパーク近くのホテルに、訳ありプランでの宿泊でした。他の部屋より少し狭いですとのこと。「安いし全然問題なし!」と2人で決めたホテルでした。部屋は書いてあった通り、ちょっと狭いかなと思うくらいで、その他はきれいで全く問題なしでした。部屋に入ると右側にシャワー室とトイレがあり、左側には姿見、奥にベットが2つ並んでるという、至って普通のホテルでした。


遊び疲れてホテルの部屋に帰ってきた私たちは、とりあえずシャワーを浴びることになり、私は友達が浴びた後でした。


私がシャワーを浴びてるとシャワー室のドアをノックされました。お風呂の横にすぐトイレがあるので、私は友達がトイレに行きたいのかなとおもい、「なに?トイレ?」と聞きましたが、返事がありませんでした。気のせいかなとおもい、またシャワーを浴びてるとまたノックが。「なーに?」「…」また返事がありません。

 

そしてまたシャワーを浴びてると、またノックが。私は友達がふざけてるのかとおもい、「もぉー!(笑)なんなん?」と大きな声で話しましたが、また返事がありません。さすがにドアを開け、「ちょっと!」とびしょびしょの体のままシャワー室からでると、部屋の奥でベットに横たわっていた友達がひょこっと体を起こして「どしたん?何を一人で騒いでるん?」と。友達はベットにいて、シャワー室目の前の姿見に私が映ってるだけでした。


なんだか気味が悪いなと思いながらも、もしかしたらここにもなんかいるのかもな、と思いながら急いでシャワーを浴び直し、寝ることにしました。


夜中、ふと目が覚めたのか、音がしたから目が覚めたのか、どちらが先かは覚えていませんが、またノックが聞こえてきたのでした。「コンコンコン」その音はベットの下から聞こえてきました。

 

すぐさま鳥肌がたち、大声をあげたかったのですが、横で友達は寝ているし、怖がらせてはいけないと思い、我慢しました。頑張って寝ようとしましたが、数分置きなのか、何の間隔なのかはわかりませんが、その後もずっとノックは続きました。

 

ノックはたまに大きくなったり、足元のほうから聞こえてみたり、真下から聞こえてみたり、止んだかなと思うと、また聞こえてきたり、とても長い時間でした。


私は目を開けることもできず、ずっと布団の中で丸くなり、朝がくるのをひたすら待ちました。


無事朝になり、友達は何も気づいていないようだったので、怖がらせてはいけないと思い、何も言わないでおこうと思っていました。


朝食を終え、二人でキャッキャ騒ぎながらメイクを終え、姿見の前でお互いヘアアレンジの最終チェックをしていたときでした。

 

半開きだったシャワー室のドアが突然、バタン、と勝手に閉まったのです。その音に二人でビクン!となり、あまりにも二人同時に体が驚いたので、その反応が面白くて二人で顔を見合わせて大笑いしてました。


次の瞬間、カチリ、と音がしました。

 

二人の笑いがまた同時にピタリと止まり、また同時に顔を見合せ、そして同時に後ろを振り向くと、誰もいないシャワー室のドアノブの小さい小窓の色が青から赤に、鍵が勝手にかかったのです。「キャー!」二人で一気に荷物を持って部屋から飛び出しました。


その後はその部屋がどうなったのかはしりません。なぜ訳ありプランだったのか、本当の理由はわかりませんが、何かいたのは確かです。

 

私だけではなく、友達も体験したのですから。

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